銀座 一二岐 鰹のわら焼き

銀座2丁目 一二岐 ■9/21(火) ランチ ■鰹のわら焼き 1,500円 出会いというのは不思議なもので、突然やってくるものです。先日、いつものように2丁目近辺を徘徊していたところ、その帰り道にたまたま見つけたお店。次、ここに来ようっと、メモしておいたお店がここ一二岐。「一二岐」と書いて、「いぶき」と読みます。

(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});

場所は、KAIRADA(ここもすばらしいフレンチレストランです)の下B1F。 御主人に伺ったところ、8/30にオープンしたばかりということで、入口にはまだオープンしたとき届いた花が飾られてます。ブラッドピットからの花もあって、しかも「ブラドッピットより」とカナカナで書いてあるところが、妙におかしかったりします。(別にどうでもよいところに、ウケてしまった) さて、今回いつもの通りランチ訪問ですが、店前のメニューはこんな感じ。ランチが1,000円からというのが、とってもありがたい。最初に書いておきますが、1,000円以上の価値は十分ありです。 お店のイチオシは、鰹のわら焼きということでしたので、こちらを注文しました。 まずは、先付の揚げ豆腐。 ふわふわ、そして外は揚げが、少しカリっとしていて、なかなかの美味。 今日は、カウンターに座って、目の前で調理している様を見させて頂いたため、この時点で、「ムムム、ここはできる。というよりは、私なんぞがおじゃまして、恐れ多いのかも」という予感。 続いて、お野菜の煮物。京都の有名料亭で頂くような、丁寧な品です。 そして、鰹のわら焼き。 ここで、完全にやられました。まず、メインの鰹は、十分吟味された高知産のかつお。信頼できるところからの食材を使うというのはよくありますが、さらにすごいのが、これをひとつひとつ手作業で、ワラで炙ってるんです。ワラであぶることで、独特の香りがつくわけですが、このワラにもこだわりがあって、こちらも高知からわざわざ取り寄せてるとか。良い香りをつけるには、十分に乾燥させた良いワラでないとダメなんだそうです。 ちなみに、ごはんは、茨木産あきたこまちの新米。こちらは、おかわりできるんですが、とにかくおいしく炊きあがってました。 これで、終わりかと思いきや、さらに甘味つき。 この一品一品のこだわりや手のかけようは、正直1,000円台の食事内容じゃないです。 だからと言って値上げなんてしてもらいたくありませんが、とにかく感動ものです。 できれば、ていねいに調理されている様子がわかるカウンターで召し上がることをお勧めします。 感動の星5つです。